【FFTCG初心者向けルール】コストを払うってどういうこと?

初心者向けFFTCG FFTCG

FFTCG(ファイナルファンタジートレーディングカードゲーム)をプレイする上で、大切な行動が「コストを支払うこと」と「CPを生み出すこと」です。これができなければ、そもそもカードをフィールドに置くことができません。

今回は「コストを支払うこと」と「CPを生み出すこと」がどういうことなのか、どんなことができるのかを確認していきましょう。

そもそもCP(クリスタルポイント)とは?

FFTCGは何のカードを使うにしても、フィールドに出すためには「CP(クリスタルポイント)」を払う必要があります。CP(クリスタルポイント)は「コスト」と言われることが多く、「コストを払う」というのはつまり、「必要な分のCP(クリスタルポイント)を用意してカードをフィールドに置くこと」と同義です。

CP(クリスタルポイント)は、発生させたらその時に消化しないと消滅してしまい、ためておくことができません!

3コストのカードをフィールドに出そうと4コスト発生させても、1コストは消滅します。3コストのカードと1コストのカードを同時に出すことはできないということです。

また、各属性のカードは各属性のCPしか生み出せませんので、火属性のカードからは火のクリスタルポイントが発生します。

  1. 必要分のCP(クリスタルポイント)を用意する=コストを支払う
  2. 発生させたら即消化しないと消滅する
  3. 各属性のカードは各属性のCPしか生み出せない

CPの発生させる方法は2つ

CPを用意する方法は2パターンしかありません。「手札からカードを捨てる」、または「バックアップからコストを生み出す」の2パターンです。

CPを生み出す方法①手札を捨てる

CP発生方法の一つ目は、自分の手札から任意のカードを1枚ブレイクゾーンへ置くことで、置いたカードと同じ属性のCPが発生します。

5.2.1.3.手札を捨てることにより捨てたカードの属性と同じ CP を 2 つ生み出すことができる。

FF-TCG 総合ルール ver.2.00 最終更新日 2019年 9月25日

捨てる枚数に制限はないので、手札が許す限りCPを生み出すことが可能です。

ですのでゲーム開始1ターン目は、何かしらのカードを捨てるところからプレイしなければなりません。

手札からカードを捨てた場合、捨てたカードと同じ属性のCPが「2」発生します。注意が必要なのは「闇」と「光」属性のカードです。この2つの属性は、「バックアップ」「フォワード」「召喚獣」「モンスター」どのカードでもコストにすることができません。

7-075R テテオ
出典:SQUARE ENIX

ただし、「7-075R テテオ」のカードがフィールドに出ていた場合、テキストの効果によって光または闇のカードを手札から捨ててCPを生み出すことができるようになります。

この場合、生み出されるカードのコストはそれぞれの属性のCPになるので、光のカードを捨てれば光属性のCP、闇属性であれば闇のCPが発生するのです。

  1. 手札からカードを捨てると、捨てた属性と同じ属性CPが「2」発生
  2. 通常、光と闇属性は手札から捨ててCPを生み出せない

CPを生み出す方法①バックアップから発生させる

バックアップからCPを生み出すには、バックアップを『ダル状態』にする必要があります。バックアップを「ダル状態」にすれば、ダル状態にしたバックアップと同じCPが「1」発生します。

バックアップの役割は、フォワードを補助するアビリティをもっていることと、CPを発生させることです。CPを生み出すのも、効果を使うのもおおよそバックアップはダル状態にすることは必須と言っても良いでしょう。CPを生み出すか、効果を発動させるかは盤面によって考えなければなりません。

ちなみに、バックアップが手札からフィールドに出たとき、横向きで出てきます。(横にした状態のことを『ダル』と言います。)ダル状態で出てくるので、フィールドに出したターンは、バックアップはCPを生み出すことができません。

自分の次のターンの開始時(アクティブフェイズ)、ダルにした全てのカード(フォワードやバックアップ、モンスターも)は縦向き(アクティブ状態)に戻ります。 縦向き(アクティブ状態)から、バックアップからCPを生み出せるようになるのです!

バックアップは、基本的に自動・自力では起き上がりません。自分のアクティブフェイズ(バックアップをフィールドに出した次のターンの始まり)に起きるか、他のカードの効果によって起きることで、またCPを生み出すことが出来るようになります。バックアップはアクティブ状態になっていれば、そのターンに何回でもCPを発生させることは可能です。

例えば、「8-057C 忍者」と「1-068C 幻術師」2体の風属性バックアップ2枚をダル(横向き)にしてCPを発生させます。

発生させた風CP2つを消費し、「1-065C エアリス」をダル状態でフィールドに出します。

「1-065C エアリス」は、「エアリスがフィールドに出たとき、あなたのコントロールするエアリス以外のバックアップを1体選ぶ。それをアクティブにする。」という効果を持っています。この効果により、(エアリス以外の)バックアップが1枚アクティブ(縦向き)になり、そのバックアップをもう一度ダル状態にしてCPを発生させることが可能です。

  1. バックアップをダル状態にして同じ属性のCPが「1」発生する
  2. アクティブ状態になれば、何度でもCPを生み出せる

「コスト支払う」とはどういうこと?

カードにも「コストを支払う」という表記が多く見られます。コストを払うということは、「カードをフィールドに出すことやカードの効果を発動するために、支払うCPを用意すること」です。

【コストを支払うのはどんな時?】①カードをフィールドに出す

カードをフィールドに出す時には、左上クリスタルの中の数字分だけCPを発生させなければなりません。

出典:SQUARE ENIX

「9-104L オルトロス」は、フィールドに出すために「コスト5」を支払う必要があります。

例:)手札2枚捨てる(4CP)+バックアップ1体ダルにする(1CP)

『今、むかつくタコ野郎と思わなかった? ごめんね、ごめんね』

【コストを支払うのはどんな時?】②カードの効果や能力を使う

カードのテキストには、「コストを支払う」ことで効果を発揮できるものがたくさんあります。テキストに記載がある「コストを支払う」にはいくつかのバージョンがあります。共通点は、テキストにある「:(コロンマーク)」です。

「:(コロンマーク)」の左側が支払わなければいけないコストで、右側がコストを支払った場合の効果になります。

11-136S クラウド
出典:SQUARE ENIX

「11-136S クラウド」の例ですと、「タップ、【カテゴリ(Ⅶ)】のフォワードを1体ブレイクゾーンに置く」までが支払うコストです。

コストを支払うことで、「:」の右側にある「ブレイクゾーンに置いたカードのコストに1足した値のコストのフォワード1枚をサーチし、フィールドに出す。このアビリティはあなたのメインフェイズにしか使えない。」の効果を得られます。

出典:SQUARE ENIX

「11-129H カオス」の場合は2通りあり、フィールドに出たときと、任意のフェイズ中にできる効果です。「11-129H カオス」は「フィールドに出たとき、あなたのコスト5以上のフォワード1枚を選ぶ。あなたはⅩを支払ってもよい。そうしたとき、それのコストがⅩの場合、それをフィールドに出す。」という効果をフィールドに出たときに発揮します。

もう一つは「11-136S クラウド」と同じように、「:」の左側にある「③タップ、カオスをゲームから除外する」までがコストです。「:」の右側に記載されている「対戦相手のコントロールするキャラクター1体を選ぶ。それをゲームから除外する。」の効果を得ることができます。

ちなみに「11-129H カオス」はコストを支払う際の属性をしてしていません。③やⓍは、どの属性でもいいということです。ただしこの時も手札から闇や光属性のカードをブレイクゾーン置いて②コストを発することはできませんので注意が必要です。

出典:SQUARE ENIX

「5-094R モモディ」は少し変わったコストの払い方をします。このカードは「:」があり、コストを支払うことで得られる効果がありますが、そのコストは⓪です。

効果をよく見てみると、「あなたのコントロールするフォワード1体を選ぶ。ターン終了時までにそれにブレイブを与える。このアビリティはあなたのメインフェイズにしか使えず、1ターンに1度しか使えない。」と記載されています。

0コストなら表記の仕方もっとあったのでは?と最初は思うかもしれませんが、「コントローラーのメインフェイズにしか使えず、1ターン1度しか使えない」ので、実質1体にしか使うことができません。

  1. キャラクターを出すためと効果を使うのにコストを支払う
  2. テキストの「:(コロンマーク)」までが支払うコスト
  3. コストを支払うタイミングは様々ある

光と闇はどちらか1枚しか存在できない

さて、ここまでは「火、水、風、氷、雷、土」色のついた属性のみでの話です。

光と闇はバックアップもフォワードも特殊で、場に1枚しか存在できません。バックアップが出ていればフォワードを出せませんし、光がいれば闇は出せないのです。

手札からブレイクゾーンに置いて、光や闇のCPを生み出すことができない反面、CPはどの属性からでも出すことは可能になります。

現在は1枚のカードで何色でも出せるカードが増えてきており、多属性のデッキがプレイしやすくなりました。

ルールを守って楽しいFFTCGライフを送れるようにお赤飯も微力ながらお手伝いできればと思います!

カードも触ったことない!という全くの初心者の方もFFTCGのやり方を覚えれば、自分の好きなFFシリーズのキャラクターでデッキを組めるので楽しいですよ!

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