【FFTCG Opus XII】Opus12新用語「キャスト」を解説!

初心者向けFFTCG FFTCG

コロナ禍によって延期されていたOpus12が、11月6日に発売されて新しいカードをもとにデッキ作りに勤しんでいるFFTCGプレイヤーも多いと思います。

元々ファイナルファンタジーが好きで、書き下ろしイラストを見つけてFFのトレーディングカードゲームに興味を持つ方も多いらしく、ここ最近は初心者さんも増えてきているようです。

Opus12からは「キャスト」と呼ばれる聞きなれない言葉が出てきたり、2つの属性を持つカードが出たりして、ルールもややこしくなってきています。

この記事で一緒に【「キャスト」とは何か?】【この場合はキャストなのか?】という疑問を解消していきましょう!

「キャスト」はコストを支払ってカードを出すこと

タイトルで結論を言っていますが、「キャスト」とはコストを支払ってフィールドに出すことです。これは召喚獣もキャストをすると言いますし、フォワードでもキャストすると言います。いわゆる通常カードをフィールドに出すことを指すのが「キャスト」です。

15.1.1.7.キャストする
15.1.1.7.1.通常手札にあるカードを、コストを支払いプレイすることをキャストするという。

FF-TCG 総合ルール ver.2.12
最終更新日 2020年11月6日

「キャストをしなければフィールドに出せないのであれば、わざわざ言う必要ないのでは?」と思った人もいるでしょう。お赤飯も何故??と疑問に思っておりました。

では「キャストをしない」状態とはどんな時のことを言うのでしょうか?

「キャスト」にならないのは「フィールドに出す」効果

「12-122L レギス」や「11-136S クラウド」のように、カードの効果でフォワードやバックアップなどをフィールドに出すことは「キャスト」にはなりません。フィールドに出すカードの本来のコストを支払ってフィールドに出すわけではなく、「12-122L レギス」や「11-136S クラウド」などの「カードの効果によってフィールドに出す」からですね。

もちろん、「フィールドに出してもよい」というテキストもキャストではないということです。

では最近よく見かける、「召喚獣をコストを支払わずに召喚してもいい」という効果はどうなるでしょうか?

召喚獣を召喚することは「キャスト」になる

今後、日本語テキストでも召喚獣を召喚することを「キャストする」という表記に変えると公式で発表がありました。つまり、「コストを支払わずに召喚獣を召喚する」ことも「キャスト」の内ということです。

「6-010H 朱雀のルシ セツナ」や「8-042L 魔人フィーナ」のように、そのカード自身の効果で召喚獣をコストを支払わずに召喚する場合は「キャスト」になります。

では、コストを支払わずに召喚獣の効果だけを発動できる場合はどうなるでしょうか?

「コストを支払わずに召喚獣の効果だけを発動できる場合」というのは、一番わかりやすいのが「EXバースト」です。

EXバーストの召喚獣は「キャスト」にならない!

フォワードがアタックをしてプレイヤーにダメージを1点与えたとき、デッキトップから1枚めくります。その際にカード名の横に「EX」と記載されているカードがめくれた場合、カードの効果を使うことができるのが「EX BURST」でしたね。

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「12-108C レモラ」や「11-055R パンデモニウム」のように、召喚獣でEXバーストの効果を持ったカードはコストを支払って効果を発動したわけではないので、キャストにはなりません。

キャラクターカードの効果で「召喚獣をコストを支払わずに召喚してよい」という場合と、EXバーストで召喚獣のテキストの効果だけを発動する場合。どちらもコストを支払っていないですが、EXバーストの時は、キャストにはなりませんので注意しましょう。

「キャスト」についてのまとめ

キャストになる場合とならない場合をまとめてみました。

キャストになるキャストではない
コストを払ってプレイするフィールドに出す効果
召喚獣を召喚する
(カードの効果でも)
EXバーストの召喚獣

このようになんらかの形でコストを支払っている、または支払ったことになったらキャストになり、コストではなく何らかの効果で発動またはフィールドに出た場合はキャストになりません。

キャストについては、カードゲーム慣れしていない人から見ると、区別がつきにくくて混乱すると思いますが、「少しでもコストを払っていたらキャストしている」とざっくり覚えておくと良いでしょう。

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