FFTCGのカードにはそのカードが持つ効果の他に、共通効果として書かれている能力があります。
テキストの最初、または途中で出てくる「ブレイブ」や「ヘイスト」などといった表記のことです。
この表記があるカードは、カードの効果とは別で特殊な能力を合わせて持っています。
出典:SQUARE ENIX 出典:SQUARE ENIX
「4-089R バレット」と「1-182L クラウド」のテキスト部分には、一番最初に「ブレイブ」と書いてあります。
これが、カードの効果以外の能力になります。全く異なるカードに共通の効果を持たせています。
カードの能力は4種類
特定のカードには特殊な能力が記載されています。その効果と名称を見てみましょう。
ブレイブ
自分がアタックする時にダル状態にならない。次の相手ターンもブロックすることが可能です。
ただし召喚獣や他のカードの効果によってはダル状態になります。
ヘイスト
フィールドに出たターンからアタックすることが可能です。
※通常フィールドに出たターンはアタックができませんが、ヘイストを持っていればアタックすることができます。
先制攻撃
アタック時に相手からブロックされると、先に自分の攻撃から解決します。
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例えば、「1-119C モンク」と「1-147C 竜騎士」がアタック、ブロックしたとしましょう。
どちらもパワー/HPが6000ですので、通常ならダメージ計算は同時です。相打ちという形でどちらもブレイクしますが、先制攻撃のアビリティをもっていると、先にダメージを与えられます。
したがって、モンクにダメージ6000が先に入るので竜騎士は無傷なまま、モンクをブレイクすることができます。
どちらもパワー/HPが6000ですので、通常ならダメージ計算は同時です。相打ちという形でどちらもブレイクしますが、先制攻撃のアビリティをもっていると、先にダメージを与えられます。
したがって、モンクにダメージ6000が先に入るので竜騎士は無傷なまま、モンクをブレイクすることができます。
バックアタック
通常キャラクターカードを出す時は自分のメインフェイズに行われますが、バックアタックの効果を持つカードは、全てのメインフェイズ・全てのアタックフェイズの後にコストを払ってカード出すことができます。

ゲームの流れについてはこちらで詳しく説明しています。
特に「ブレイブ」と「ヘイスト」は雷と火あたりでよく見かけるテキストです。デッキを組む時も意識すると速攻性の高いデッキが出来上がりますね!
逆に対戦相手が使用してくるデッキだった場合は、モタモタ準備(フォワードを出さずバックアップを出しているとか)しているとあっと言う間にダメージが通ってしまうので気をつけましょう。
カードのアビリティについてはこちらで詳しくご紹介しています。

【FFTCG初心者向けルール】アビリティを使いこなせば展開が変わる!
カードの効果を「アビリティ」と言い、コストを支払うことで発動するものやフィールドに出たときに効果を発揮するものなど、種類は様々です。この記事ではFFTCGのカードに書かれている「アビリティ」の種類と役割をお伝えしていきます。
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