FFTCGには色を持つ属性「火・水・雷・氷・土・風」の6属性の他に「光・闇」の属性があります。
光と闇属性のカードは、どの属性のCP(クリスタルポイント)でもフィールドに出せる反面、通常ですと手札から捨ててもCPを生み出せないという特性を持っています。
初心者には少し使いづらいと感じる光と闇属性ですが、Opus Xで少し変わったカードが加わったのでご紹介します。
強力な墓地回収力!「10-130H レーゲン」

「10-130H レーゲン」は、フィールドに出たときにブレイクゾーンから「カード名(レーゲン)」以外のバックアップかフォワードを1枚手札に加えられるフィールドアビリティを持っています。
このカードの強いところはEXバーストを持ち、属性やコストを問わずバックアップかフォワードをブレイクゾーンから手札にくわえられることでしょうか。実質3コスト+パワー8000のフォワードですね。
個人的にはコストとして出せない闇のカードもコストとして処理出来るところが高得点です!
複数属性でも組みやすい!「10-129L ハイン」

「手札を1枚捨てる」ということは、実質コスト2コスト支払うことと同義ですね。コストを支払うことで指定した属性の召喚獣やアビリティによっては選ばれません。そのため、「フォワード1体を選ぶ」などといった指定を「10-129L ハイン」を受けません。
さらに指定した属性の召喚獣やアビリティによってもダメージを受けないため、「すべてのフォワードにダメージを与える」というテキストが「10-129L ハイン」のみ無効になります。
落とし穴としては、「除外」や「パワーをマイナスする効果」です。

ハインが土属性を指定したとしても、「1-107L シャントット」のアビリティを受けてゲームから除外されます。
「1-107L シャントット」は特定のフォワードを選択している訳ではないからです。さらに言えばダメージを与えるわけでもないため、ハインのアビリティの穴をくぐって的確に除去が可能ということです。恐ろしいですよシャントット博士は……。
上手くいけば手札が増える?!「10-085H アルス」
Opus10の雷属性からも面白いカードが出ています。竜騎士と合わせやすい「10-085H アルス」です。

フィールドに出たタイミングと第1メインフェイズ開始の2回、デッキの一番上のカードを公開し、ジョブかカード名が竜騎士のカードであれば手札に加えられます。それ以外はブレイクゾーンに置かれてしまいますので、このカードでサーチできるのは現状フォワードの竜騎士のみでしょう。
しかし、手札が増えるということは3コスト増えることでもあり、実質自分のターンで2~3枚ドロー出来るということはかなり戦況が楽になると思います。
カード名またはジョブが竜騎士のカードは20枚以上ありますが、それを支援するバックアップが「4-110R ブルメシア王」1枚しかありませんでした。

ブルメシア王は、フィールドに出た時にしかサーチ(デッキから特定のカードを探すこと)ができません。 今回追加されたアルスは、ブルメシア王の上位互換になりますね。
少し前に組もうと思って断念した「竜騎士デッキ」を少し見直してみようと思えるカードに出会えました!
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