FFTCG(ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム)をやってみたいという人がここ最近で増えてきたみたいでとても嬉しいです。
お赤飯は「ファイナルファンタジーが好き!」という理由だけでFFTCGを始めました。ルールをまだ理解しきれておらず、目下勉強中の身です。
お赤飯はファイナルファンタジーV(FF5)のバッツ・クラウザーが好きで、初めて見学で参加したのはOpus7が発売された年の名人戦でした。
ファイナルファンタジーのゲームは知っているけれど、カードゲームがあると知らず、ましてや書き下ろしいらイラストもあると知らなかったので衝撃的でした。
↓お赤飯が引き込まれた画力をお持ちの『松田俊孝氏』による描きおろしイラストについて

対戦している時にルールを聞くことができるのがFFTCGをプレイしている人達の優しさですが、人に聞くのが苦手という方もいると思います。
また、ルールが分からないまま見学するのも面白くないですよね。
「ルールブック見てもわからない!」
この記事ではお赤飯も覚えるのに苦労した、「凍結」のルールを初心者の人向けに書いていきます。一緒にやり方をマスターして楽しくプレイしましょう!
「凍結」とはズバリ「アクティブにならないこと」

凍結とは「次の自分のアクティブフェイズにアクティブにならない」という効果のことです。
お赤飯も間違えて覚えていたのですが「FF零式」や「FF6」をプレイしていると、凍結は「何もできないこと」と思い込んでしまいます。お赤飯も「アタックやブロックもアビリティも何もできない!」と思ってダメージを通してしまったこともありました。
FFTCGにおける凍結の効果は、「アクティブにならない」だけで、アタックやブロックなどは可能です。
凍結状態はカードがどんな状態になるの?
さて、凍結がアクティブ状態にならないことだと分かった上で、対戦相手のカードの効果で凍結してしまった場合、カードの状態など確認してみましょう。

これは人によって様々ですが、よく見かけるカードの状態です。凍結だけであれば≪通常≫と同じなにも変化は起きないのですが、≪凍結 + ダル≫の状態ですと、カードを上下さかさまにしておきます。こうしておけば、次の自分のターンに回ってきても、≪ダル≫状態の横にしておき、更に次のターンで≪通常≫に戻るので、ターン経過が分かりやすくなります。
凍結だけの場合、≪通常≫と同じカードの状態に変化はありません。これは凍結の効果が「アクティブ状態にならない」ので、例えばアタックやダル状態にすることができなければ、カードはそのままです。そして次のターン、「アクティブ状態にならない」というものですので、既にアクティブ状態だった場合は効果がなくなってしまいます。
ダルと合わさることで凍結の本領発揮!
凍結効果は、「ダル」効果と合わせることでその効果を十分に発揮するでしょう。
凍結の「アクティブ状態にならない」というのは、「次のターン来ても、ダル状態から起き上がらないようにしてね!」というものです。つまり「凍結+ダル」の効果で強制的に次のターンまでキャラクターをお休みさせることができます。
カードのテキストに特に記載がない場合はバックアタックとフォワードのどちらも選択できます。
また、ダルと凍結はどちらが先にかかっても問題はありません。ダル状態にしてから凍結しても、凍結状態にしてからダルにしてもどちらも結果的には同じです。
- 「ダル状態」にすることで「凍結」効果は本領発揮!
- 記載がなければフォワードでもバックアップでも付与できる
- 「ダル」「凍結」の効果を付与する順番は関係ない
ダル状態のおさらい!
「凍結」の効果とよく併用して使われる効果として「ダル」というキーワードが多く見られます。この凍結とダルは氷属性の特徴ともいえるコンボ効果です。
「ダル」は「カードを横向きにすること」でしたね。もともと自分でダル状態にすることで、CP(クリスタルポイント)を生み出したりカード自体の効果を発動させたりできます。また、通常のフォワードはアタックする際にもダル状態にしてからアタックをします。

しかし相手のカードの効果でダル状態になってしまうと、バックアップの場合「クリスタルポイントを生み出せないこと」と、「タップ(自らをダルにすること)してアビリティを使うこと」ができなくなります。
フォワードであればアタックもできず、タップ(自らをダルにすること)して使う効果も使えなくなってしまうのです。
- ダル状態してアビリティを使えるようになるものもある
- バックアップをダル状態にしてCPを生み出す
- フォワードをダルにしてアタックする
- 相手の効果でダルにされたら効果やアタックができない
凍結だけでも十分な牽制になる!
凍結だけではあまり意味がないのかなぁと思うかもしれません。お赤飯も凍結だけではなんの効果もないと勘違いしてしまい、付与できるところでもスルーしていました。
しかし「凍結」が付与されていると、対戦相手はアタックやアビリティを使うのにためらいが生じます。
たしかに、自分のアクティブ状態になっているフォワードが対戦相手に「凍結」の効果を与えられた時でも、凍結したフォワードはアタックができます。しかしブレイブを持っていないフォワードがアタックすればダルになりますね。
※ブレイブとは、アタックをしてもダル状態にならない効果のことです。
この場合、凍結されたアクティブがダルになるので、次の自分のターンではアクティブになりません。アクティブになるのは、凍結の効果が切れるその次のターンになります。
一見、アクティブ状態のフォワードに「凍結」を与えても意味がないように思えますが、ダル状態にさせたくない場合はアタックを控えるようになりますよね。

つまり、アクティブ状態で凍結の効果を与えられたとき、そのままアタックしてしまえばダル状態になるので「ダル」+「凍結」になってしまい、次の自分のターンでアクティブになりません。
相手も同じことが言えるので、ダル状態のキャラクターを凍結できなくても効果を与えるだけでも、次のアタックを止めることができるかもしれません。
「ダルと凍結は付与する順番は問わない」といいましたが、もっと言うとターン終了時までに付与ができれば、メインフェイズでもアタックフェイズでもいいということです。
自分のコントロールするフォワードがダル状態じゃないからといって、凍結になっているフォワードやバックアップをダル状態にすると、次の自分のターンで起き上がらないので注意してください!
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